森林セラピスト養成講座に参加しました

　この４月２１日に、”巨峰の里”の山梨市牧丘にグランドオープンする保健農園ホテル「フフ山梨」で森林セラピスト養成講座があるということで、参加してきました。３月１６日、１７日の１泊２日の日程でした。

　保健健康ホテル「フフ山梨」は、精神科医療機関が母体となった㈱グリーンドックが運営するもので、医療機関の確かな経験に基づいた予防的な視点を持つ心身の健康向上のための宿泊施設として位置づけられています。

　この医療機関は、企業のメンタルヘルスを行っており、約１４０社と契約を結んでいるメンタルヘルスのプロ集団であります。そして、この施設内には森林の癒し効果が科学的に証明されている森林セラピーロードとして認定されて散策路があり、また、地元の農家と共同して、安心・安全な野菜の提供や、管理栄養士と野菜専門家が食事のメニューを開発した食事を提供しています。

　この講座のプログラムは座学が中心で、「こころと身体に優しい食」、「こころの健康と自然の活用」、「農業体験プログラム紹介」、「ニーズの抽出とプログラムの立案」などをそれぞれ専門家が講師となって実体験に基づいた解りやすい説明で、参加者は聞き入っていました。

　最後は、自分をクライアントに仕立てて、アンケートや二次元気分尺度という自分の今の心理状態（気分）をモニタリングする検査、指先で自律神経の測定結果などから現在の自分の状態を把握して、プログラムを作成するという実習を行いました。

　僕の場合は、副交感神経が高すぎるので、少し抑えるようなプログラムになりました。

　ひな祭りを意識した料理にしているということです。

　お品書き

　　・ちらし寿司 （写真中、左側）

　　・白ハマグリのお吸い物（写真には載っていません）

　　・塩麹豚ロースと人参、エリンギ、キャベツのホイル焼き

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真上、右側）

　　　ソースとして、レモン醤油、ふき味噌、レモンの塩漬け

　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真一番下、左から）

　　・自家製飛竜頭とふきの炊き合わせ（写真上、中央）

　　・人参とクレソンの白和え（写真上、左白い皿の右側）

　　・菜の花のからし浸し（写真白い皿の右側）

　　・かぶのグリル～ハーブパン粉がけ（写真白い皿の下側）

　　・手作りの代わりぼたもち２種（黒ごま・きなこ）

　　　　　　　　　　　　　　　（写真には載っていません）

ちらし寿司とお吸い物は、お替りありだったので、それぞれ一杯づつお替りしました。

何とも言えない上品な味と、色彩にみなさん目と舌を楽しんでいました。

　この施設が提供するものは「体験プログラムつき宿泊」ということで、様々な感覚にはたらきかけ、心身のバランスを整える各種プログラムが用意されているそうです。

　宿泊に伴うセットプログラムや、２泊３日の宿泊にはワークショップ、その他個別の有料プログラムがあるそうです。

　この山梨市には施設内にある「巨峰の丘ロード」の他に、山梨市のセラピー基地「西沢渓谷」、山梨市駅前の万力公園の「万葉ロード」、乙女湖畔にある「乙女湖ロード」があり、ニーズに沿った森林セラピーが楽しめそうです。

　僕は今回の講座を受けて、「保健農園ホテルフフ山梨」に森林セラピストとして登録する予定で、既に登録しているセラピー基地「西沢渓谷」と合わせて、森林セラピスト活動を本格化していきたいと考えています。

　計画がまとまりましたら、事業計画で発表しますのでご覧ください。