千葉シニア自然大学で海に行きました

昨日、千葉シニア自然大学「海の自然入門」の講座で、勝浦にある県立中央博物館分館海の博物館に行ってきました。
午前中に館内の説明があり、潮が一番引く１１時半頃に磯に出て生物の採取です。

台風の影響で思ったほど潮が引きませんでしたが、皆さん童心に帰って磯遊びに夢中でした。

収穫は、バフンウニ、ムラサキウニ、セイタカウニ、アカウニなどの高級食材（小さくて食べられませんが）から、ツノヒラムシ、クロシタナシウミウシ、ヒメマダラウミウシ等普段あまり見ることのない海の生物に、研究員の説明を聞きながら感心していました。（採取した生物は同定後海に返しました）

森を使った健康法の普及を図るのもにとって、海を活用することもとても必要なことだと考えています。
海を使った健康法ではタラソテラピー（海洋療法）があり、日本では主に海藻や、海泥などを使った美容などのエステ関係で使われていますが、本来は古代ギリシャ時代から医師の指導のもとに、海洋性気候のもとで、医療や健康づくりになどの自然療法として活用されてきました。

（岩波新書「温泉と健康」阿岸祐幸著）

千葉県の南房総市は、森林セラピー基地に申請していますが、南房総市は内房と外房という気象風土の異なった地域を有していますので、海岸付近の森林と海岸をつなげることで楽しいセラピーロードが出来るのではと期待しています。